2018/11/03(SAT)-04(SUN)

ご挨拶

 

山口大学医学部長

山口大学医学部医学科長

谷澤　幸生

 

第74回医学祭開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

医学祭は、年に一度の医学生のお祭りであり、山口大学医学部の歴史とともに回数を重ねてきました。今年は74回目を向かえ、「笑医ん祭！〜We’re In SMILEs〜」というテーマのもとに、11月2日から4日まで開催されます。医学祭のために学生が若いエネルギーを集めて準備を進めてきました。全ての学生が参加することにより、学生間の交流と親睦を深めることと同時に、市民のみなさんに共にプログラムを楽しんでいただき、情報を発信し、交流させていただくことを目的としています。今年は宇部祭と重なる期間となり、渡邉翁記念館と医学部キャンパスの間を行き来し、市民のみなさんにもいつもに増して楽しんでいただければ幸いです。医学展示や学生によるパフォーマンス、模擬店、公開講演などを予定しています。今年の公開講演には料理研究家、食文化研究家の永山久夫先生をお招きし、「人生100年時代の長寿食」のタイトルでご講演頂く予定です。みなさまにも興味を持っていただけるご講演になることと思います。

山口大学医学部は医学科と保健学科で構成され、保健学科には看護学専攻、検査技術科学専攻の2専攻があり、学生は医師、看護師、検査技師などの医療職プロフェッショナルを目指して勉学に励んでいます。授業や実習で毎日早朝から夕方までぎっしり詰まったカリキュラムの中ですが、彼らは知識や技術を学ぶと共にクラブ活動や医学祭のような活動を通じて「人間力」を高めています。日頃から市民のみなさまにはいろいろな場面でたいへんお世話になっていますが、模擬店を出している学生や医学展示をしている学生に気軽にお声かけいただき、医学、医療を学ぶ学生を叱咤激励していただけると幸いです。学生として提供させていただける医学情報には限りがありますが、この機会にいくらかでもご恩返しが出来ればと思っています。

学生諸君には、これまでの準備の成果を遺憾なく発揮し、大いに楽しみ、語らい、親しみ、充実した医学祭になることを期待します。盛会を祈念しています。